シングルマザーにおすすめの間取りは?家探しのポイントや注意点も解説の画像

シングルマザーにおすすめの間取りは?家探しのポイントや注意点も解説

シングルマザーにおすすめの間取りは?家探しのポイントや注意点も解説

シングルマザーが家を探す場合、どのような間取りが適しているのか悩んでしまう方も少なくありません。
予算や立地など、間取り以外の条件も含めて、家探しをおこなうことが大切です。
また、引っ越しはお金がかかるため、お子さまの成長に合わせた暮らしやすい家を探すこともポイントとなるでしょう。
今回は、シングルマザーにおすすめの間取りについて、家探しのポイントや注意点とともに解説します。
お子さまをお持ちで、家探しをしている方は、ぜひ参考になさってください。

シングルマザーの家におすすめの間取り

シングルマザーの家におすすめの間取り

まずは、シングルマザーの家におすすめの間取りについて解説します。

子どもが1人の場合

子どもが1人の場合は、1DKか1LDKがおすすめです。
1DKとは、居室が一つと、ダイニングキッチンがある間取りとなります。
居室部分を寝室にして、ダイニングキッチンで食事をしたり、家事をしたりすることが可能です。
1DKは単身者向けの間取りであるものの、お子さまが1人で小さいうちは、十分な広さといえるでしょう。
家賃も抑えることができるので、予算が限られている場合は1DKを検討するのがよいでしょう。
ただし、収納が少なかったり、想像よりも狭かったりするため、内覧時に確認することをおすすめします。
また、1LDKも子どもが1人のシングルマザーにおすすめの間取りです。
居室が一つと、リビングダイニングキッチンがあり、1DKよりもゆとりがあります。
リビングを日中生活する場所として、居室を寝室にするという使いかたができます。
お子さまが大きくなった場合は、居室を子ども部屋として使うことも可能です。

子どもが2人の場合

シングルマザーで子どもが二人いる場合は、2DKか2LDKの家がおすすめです。
2DKなら居室が2つあるので、ご自身の部屋と子ども部屋をそれぞれ確保することができます。
一般的には、1DKよりも収納やダイニングキッチンが広くなるので、子どもが二人いても問題なく暮らせるでしょう。
2LDKの場合、2DKよりもゆとりが生まれ、広々とした空間で生活できます。
お子さまが小さいうちは、一つの居室を寝室に、もう一つを子ども部屋にすることも可能です。
成長した際は、それぞれに個室を与えることができ、勉強に集中できる空間を提供することができます。

子どもが3人以上の場合

子どもが3人以上なら、3LDK以上の間取りが理想です。
成長しても、3人それぞれに個室を与えることができます。
しかし、3LDK以上はファミリー世帯を想定していることが多いため、家賃も高めに設定されているのが一般的です。
そのため、住居費の負担が大きくなるかもしれません。
家賃を抑えたい場合は、広めの2LDKにしたり3DK(リビングがない間取り)にしたりすることを検討しましょう。

シングルマザーが家を探す際の間取り選びのポイント

シングルマザーが家を探す際の間取り選びのポイント

続いて、シングルマザーが家を探す際の間取り選びのポイントについて解説します。

ポイント1:収納の数

ポイントとしてまず挙げられるのが、収納の数です。
お子さまの人数が多いほど、収納の数は多いほうが良いといえます。
小さいうちは、幼稚園や保育園の荷物、おもちゃなどを収納するスペースが必要です。
小学生以上になると、ランドセルや算数セット、教科書やノート、鍵盤ハーモニカや絵の具セットなど一気に荷物が増えることになります。
また、家族全員の靴が収納できる、シューズボックスがあるか否かもぜひチェックしておきたいポイントです。
収納が少なければ、棚やタンスを別途購入し、設置する必要があり、その分居室が狭くなってしまいます。
ご自身の荷物の量も考慮したうえで、収納がどのくらいあるのかを、内覧時に確認なさってください。

ポイント2:子育て世帯が多いか否か

子育て世帯が多いか否かも、シングルマザーが家探しをおこなう際にチェックすべきポイントの一つです。
お子さまが小さいうちは、下記の騒音を巡って住民同士がトラブルになる可能性があります。

●足音や飛び跳ねる音
●ピアノなどの楽器の音
●泣き声や叫び声など
●ものを落としたり椅子を引きずったりする音


単身者や高齢者が多い家だと、クレームにつながりやすく肩身の狭い思いをするかもしれません。
子育て世帯が多いか否かをチェックする方法は、洗濯物や自転車などを確認することです。
子どもの洋服が干してあったり、子ども用の自転車が置いてあったりすれば、子育て中の方が住んでいると判断できます。
近年は個人情報保護の観点から、どのような住民が住んでいるか不動産会社やオーナーからは伝えにくいため、内覧時などにご自身でチェックする必要があります。

ポイント3:ママの負担が少ないかどうか

ポイントとして、ママの負担が少ないかどうかという点も挙げられます。
幼稚園や保育園、小児科やスーパーマーケットが近くにあるかどうかは、家探しをするうえでの重要な要素となります。
また、マンションの場合はエレベーターがある家がおすすめです。
お子さまが小さいうちは抱っこで移動することも多く、荷物が多いときなどは大変です。
シングルマザーが家探しをする際は、間取りだけでなく、ママの負担が少ないか否かもチェックしておくべきといえるでしょう。

シングルマザーが家を探す際の間取りの注意点

シングルマザーが家を探す際の間取りの注意点

最後に、シングルマザーが家を探す際の間取りの注意点について解説します。

注意点1:成長したときのことを考える

注意点としてまず挙げられるのが、成長したときのことを考えることです。
お子さまはいずれ成長するため、将来を見据えた間取りを選ばなくてはなりません。
少し広めの間取りであれば、ある程度成長しても、ゆとりある生活空間を維持できるでしょう。
しかし、先述のとおり、ファミリー向けの間取りは広さがある分、家賃も高めに設定されています。
将来は引っ越しすることを視野に入れ、今は無理なく支払える家賃の家に住むことも一つの方法です。

注意点2:キッチンは壁付けではなくカウンタータイプにする

キッチンは壁付けではなく、カウンタータイプにするのがよいでしょう。
キッチンが壁付けの場合、調理中は壁を向くことになるので、お子さまの様子を確認することができません。
シングルマザーのなかには、お子さまがまだ小さく「目が離せない!」という方もいらっしゃるでしょう。
カウンターキッチンなら、調理をしながら居室を見ることができるので、安心して家事ができます。

注意点3:メゾネットタイプは避けたほうが良い

3つ目の注意点として、メゾネットタイプは避けたほうが良いでしょう。
メゾネットタイプとは、居室のなかに階段があり、2階建てのような暮らしができる家を指します。
足音を気にしなくて済むのがメリットですが、階段があることで落下のリスクが高まります。
2階への移動も必要なので、シングルマザーでお子さまが小さい場合、メゾネットタイプは避けたほうが良いといえるでしょう。
とはいえ、メゾネットタイプは独立した居室があるので、小学生以上なら個室を与えられるのがメリットです。

まとめ

シングルマザーの家探しでは、お子さまが何人いるかによって適した間取りが異なります。
間取りや広さだけでなく、収納の数や子育て世帯が多いかどうか、ママの負担が少ない家か否かという点にも着目することが大切です。
注意点として、お子さまが成長したときのことを考えたり、キッチンは壁付けではなくカウンタータイプにしたりすることなどが挙げられます。